映画にはまって数年、心動かされた&萌えた映画を紹介します。映画館での鑑賞記録、特選DVD評、映画関連物他、いろいろ増える予定。
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2008年3月23日 「燃えよピンポン」 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
2008年03月26日 (水) | 編集 |
「燃えよピンポン」
かつて天才卓球少年と賞されたデブ男が、FBIの依頼で悪者とピンポン対決するおバカ映画。
でもなぜか、お約束の巨乳のカワイイお姉ちゃんの代わりに、マッチョなイケメン兄ちゃんが無数に登場している。

監督はきっと、筋肉が好物の腐女子と腐男子とゲイ男子をターゲットにしているに違いない。

そうでなければ
?ドイツの選手はピチピチ短パン
?日本の選手は引き締まった体にマワシ一丁
?といった無意味に露出度の高いイケメンが出てくるはずもない。
?ヒロインを胸がぺったんこで、顔にも体にも色気のないマギーQにしたり、
?バカ男が出てくるB級映画を、銀座と新宿でしか公開しないわけがない。
?ちなみにオレが観た映画館は、日比谷のみゆき座で、おしゃれなオバさんたちが集う場所だ!

主人公のデブには萌えないけど、悪の親玉を演じているクリストファー・ウォーケンは素敵すぎ。南国に豪邸を建てて、イケメン侍らせて、世界各国から強い男(イケメン限定)集めて天下一武道大会開く、そのゴージャスな金遣いの荒さと金の使い道は、マリー・アントワネットっつーかエカテリーナ女帝。ぶっちゃけ、中国人に見えないとかどうでもいい。

というわけで、萌えたい腐女子と腐男子は見とけ。

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
失恋した一人の女が、あるカフェで売れ残りのブルーベリーを食べながら、マスターの身の上話やら失恋話で盛り上がる。翌日、女はニューヨークを離れて失恋旅行に出る。
女は旅行先で、
?復縁してくれない女房への当てつけに自殺して、死後に酒のツケを払わせるバカヤローと、そのバカのせいで悪女扱いされている嫌われ松子
?「もうすぐパパ死んじゃう」と嘘の電話を娘にかけまくって、娘の心を試している親父と、迷惑してるからシカトしていたら本当に親父が死んでて混乱している娘
というどいつもこいつも男の腐った奴らと出会い、帰ってきてカフェのマスターと、新しい恋に走る。

( ´_ゝ`)フーン。

ジュード・ロウがカフェのマスター役で出ていても、出てくる事柄はどれも他人事。
ノラ・ジョーンズが悪いんじゃない。誰がヒロインやっても、脚本がクソなので、クソ映画には変わりない。

とりあえず、?の男は「プラネット・テラー」のゾンビの群れに放り込んどけ。
別れた女に銃突きつけて「いかないでー」なんて迫るやり方は、冗談でも許さん。
実際ああいう状況で殺される女は多いんだから。

日本での評価はおおよそ予想がつくけど、アメリカではどうだったの?

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テーマ:映画★★★★★レビュー
ジャンル:映画
「老人のための国などない」とはこういう意味だったのね
2008年03月21日 (金) | 編集 |
まずは、このブログ記事を読んでみてくだされ。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20080320

「No Country For Old Men」が、イェーツの詩からの引用だとは小耳にはさんでたけど、後先短い人生を象徴しているとは、思いつかなかった。
英米文学に精通している日本人ってそういないから、この映画観て、トミー・リー・ジョーンズ演じる保安官の夢の意味を知っている人はほとんどいないだろうなあ。でもこういう知識込みで観ると、面白さも倍増するかもしれない。

だから言葉を略すなって言ったじゃないか!>映画会社(しつこい)

今、原作「血と暴力の国」読んでます。70歳でこういうものを書く作家がいる国ってすげえ。

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テーマ:ノーカントリー
ジャンル:映画
2008年3月16日 「ジャンパー」「魔法にかけられて」「ノーカントリー(フォー・オールドメン)」
2008年03月19日 (水) | 編集 |
新宿ばっか行くのも飽きたので、渋谷に行った。今回は全部ロードショー系。

「ノーカントリー(フォー・オールドメン)」
やたらと言葉を略すな。>映画会社
時代性もテーマもオスカーにふさわしい映画だった。是非見るべし。

一人の男が、メキシカンマフィアの銃撃戦の成れの果てを見つけ、ヘロインと大金をネコババした。金を取り返すために雇われたオカッパ頭の殺し屋が、屠殺用の空気銃を持って追いかけた。車を手に入れるため、逃げるため、必要ならさっさと殺す。追われる男は、危険な目にあっても大金への執着心を捨てずに、ショットガンを買い込んで武装する。

殺し屋やネコババ男の行動は、今の世界状況ととても似ている。交渉しようとせずに、相手を虐殺し武装し金を奪いあう。殺し屋が誰かを殺す時には、コインの裏表で決める。何人かは乗せられて「表(裏)」と答える。善か悪か、テロと闘うか闘わないか、敵か味方かで決めるやり方は、アメリカに限ったことじゃない。
「殺す殺さないは、コインの裏表で決めるんじゃない。あなたが決めるんだ」と男の妻は、殺し屋に言った。その後の彼女の運命は、観ている人間がそれぞれ決めるのだ。

銃撃戦を調べていた老保安官が二人の後を追う。昔に比べて理解しがたいことが多すぎる。それでも追い続けるのは、「老人のための国ではない」この国と時代だとしても、理解できない事件だとしても、そのままにはしてはいけないからだ。

殺し屋演じてオスカー獲ったハビエル・バルデムは、マジ怖かった。暗いところで会ったら、絶対悲鳴を上げる。どの雑誌も「怖いから」という理由でインタビュー特集を組もうとしないそうだ。→情報源 
保安官演じたトミー・リー・ジョーンズも渋い。オスカーにノミネートされれば良かったのに。缶コーヒーのCM作った日本人を許してください。
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テーマ:ノーカントリー
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2008年3月9日 「ダージリン急行」「バンテージ・ポイント」「スルース」
2008年03月10日 (月) | 編集 |
「ダージリン急行」
3人兄弟が、インドへ家族再生の旅に出る。3人ともそれぞれ他の兄弟のことなんぞ知ったことか!と勝手な行動に出るけど(兄弟の絆を唱える独善的な長男も同じ)、3人とも亡き父親のルイ・ヴィトンのでかいバッグを抱え、父親の形見をこっそりパクっていた。
で、最後は父親の形見のヴィトンを捨てて新しい旅に出ます、というお決まり。
自意識過剰な3人兄弟の、自分探しの旅というだけで別に面白くなかった。悟りを開いても、結局は自分の周りの世界だけで完結しているだけだ。別にインド行かなくても良かったんじゃないの?

同じテーマ扱っている「サン・ジャックへの道」は、喧嘩している3姉弟の問題の他に、同行している人間やたどり着いた土地の問題にも視点を向けている。旅っていうのは、自分探しじゃなくて、自分とは違う世界を発見することじゃないのか?

オーウェン・ウィルソンは長男よりも、ふがいない兄貴たちをリードしている末弟って設定でも良かったんじゃあ。エイドリアン・ブロディのほうが長男に見える。ビル・マーレイが、インドに赴任したビジネスマン役でカメオ出演していた。

ウェス・アンダーソン・・・「ロイヤル・テネンバウムス」は面白かったのにな。

「バンテージ・ポイント」
今日観た中で超すすめ。
テロ撲滅のサミットに参加するために、スペインで演説していたアメリカの大統領が狙撃され、演説台が爆破された。
その場にいたアメリカのテレビディレクター、シークレット・サービス、ビデオを撮っていたアメリカ人観光客、実行犯らしき人物を追っていたスペインの刑事、実行犯の視点で、事件の片鱗が語られ、真相が突き止められる。

犯人が最後までわかんなかった!複数じゃないかとは思ったけど、スパイが内部にまでいるなんて。

ズレた時間軸の構成もすごいけど、大統領側とテロリスト側の攻防戦や、どちらも善悪として描かれていないのがいい。アメリカの横暴を許さないテロリストは、実行犯の肉親を人質に取って汚い仕事をさせるし、テロを許さないアメリカも、よその国で銃ぶっ放しーの車暴走させーの、よその国の関係ない人間も平気で銃殺する。双方の戦いのすざまじさに対する視点は、アメリカマンセーよりは、「お前らいーかげんにしろ」という呆れだ。

でも子供の命だけは助けたいよね、と双方が思っているというのは、ハリウッドらしい甘さなのか、希望なのか。実際、正義に夢中になっている奴らは、自分らの高邁な思想に基づいた行動で子供が死んでも「仕方ない」で済ませるけどね。
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2008年3月2日 「ライラの冒険 黄金の羅針盤」「ペネロピ」
2008年03月05日 (水) | 編集 |
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
舞台は20世紀初めのイギリスにそっくりなパラレル・ワールド。そこでは、人間は動物の分身ダイモンを持ち、知能の高いクマや、不老長寿の魔女と共に暮らしていた。だが、狂信的な宗教団体マジスティリアムが人間社会に台頭し、異世界の存在や多様性を否定して、唯一の世界を作ろうとした。異世界への道を示す羅針盤は破壊されたが、唯一残った黄金の羅針盤は、人間の少女ライラが所有していた。
マジスティリアムのダイモン切り離し実験のために誘拐された友人を助けるために、ライラは北極へ向かい、クマたちや気球乗りや、魔女の力を借りて冒険に出る。

世界観や人物設定が説明不足で、ファンタジーとしては小粒。なぜマジステリアムみたいな狂信的な宗派が登場したのかとか、黄金の羅針盤をライラだけが読めるのはなぜかとか、イマイチわからない。

動物の設定はいいと思う。ダイモンが異性なのは、人間の中にある女性性や男性性という意味なんだろうか?二本足で立って一気飲みするシロクマさんかわゆす。ツキノワグマとか、パンダもしゃべるんだろうか。

原作は、キリスト教の原罪や、宗教の狂信性をテーマにもっと掘り進んで書いているらしいので、いっぺん読んで見ます。

主演のダコタ・ブルー・リチャーズは子役じゃなくて、若い女優という感じ。高貴な顔立ちと年不相応な貫禄は、将来有望。ニコール・キッドマンの久々の悪女役は萌え。ダニエル・クレイグの出番は少なすぎ。この映画、続編製作が危ぶまれているんだが、ここで終わるともったいないので、最後まで作ってくれ。

「ペネロピ」
先祖の犯した過ちのせいで、ブタ鼻とブタ耳を持って生まれてしまった名家の娘ペネロピは、世間の目に触れないように閉じ込められて育てられた。呪いを解くには、相応の身分の男から愛されて結婚すること。だが見合い相手は全員、彼女と同じように温室育ちのボンクラばかりなので、ペネロピの顔にビビって逃げてしまう。
 ある日、一人だけ逃げなかった男がいた。ペネロピは心を通わせたと喜ぶが、この男は、週刊誌のネタの売り込みのために近づいたのだった。結局彼は結婚を断ったが、ペネロピは後を追って家を飛び出す。それがきっかけで、外の世界と接触する。

ブタ鼻のクリスティーナ・リッチ萌え。どこが呪いだ。むしろ素顔より可愛いじゃないですか。
でも人がなんとも思わないことも、本人にとっては呪いに等しいんだろう。マスコミもそれにつけこんで煽るし。王子様の愛で呪いが解けるという、ディズニーに毒された定番のおとぎ話を、「自分で自分を愛する」ことによって呪いが解けるという形に変えたのが良かった。ただ、呪いを自分の心の問題のみに還元するあたりがまだまだ甘い。

劇場で売ってたブタのピンバッジは、超カワイイのでおすすめ。

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テーマ:ライラの冒険
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